
「対馬から朝鮮半島を望む」 撮影・李進熙
■1月12日(火)~2月8日(月)は臨時休館
金達寿(キム,タルス/キムダルス 1920~1997)は在日朝鮮人としての経験を核に、作品を通して人間とはなにか、どうあるべきかを問い続けた作家でした。
日韓併合下の朝鮮・慶尚南道(キヨンサンナムド)に生まれ、10歳で日本へと渡った金達寿は貧しい家計を助けながら文学を志し、戦後「玄海灘」「太白山脈」などを発表、在日朝鮮人作家の先駆けとして活躍します。また、戦中戦後の約10年間を横須賀に暮らした、神奈川に縁の深い作家でもあります。後半生では朝鮮と日本の関わりについて古代にさかのぼって追究、ライフワーク「日本の中の朝鮮文化」に結実させて行きました。
当館では、金達寿資料を2003年(平成15)に受贈し、「金達寿文庫」として保存してきました。2020年(令和2)が金達寿生誕100年にあたるのを機に、日本人と朝鮮人の相互理解を希求したその生涯と作品を「金達寿文庫」資料を中心に紹介します。
※同時開催=常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち 第2部 芥川龍之介から中島敦まで」
金達寿(キム,タルス/キムダルス 1920~1997)は在日朝鮮人としての経験を核に、作品を通して人間とはなにか、どうあるべきかを問い続けた作家でした。
日韓併合下の朝鮮・慶尚南道(キヨンサンナムド)に生まれ、10歳で日本へと渡った金達寿は貧しい家計を助けながら文学を志し、戦後「玄海灘」「太白山脈」などを発表、在日朝鮮人作家の先駆けとして活躍します。また、戦中戦後の約10年間を横須賀に暮らした、神奈川に縁の深い作家でもあります。後半生では朝鮮と日本の関わりについて古代にさかのぼって追究、ライフワーク「日本の中の朝鮮文化」に結実させて行きました。
当館では、金達寿資料を2003年(平成15)に受贈し、「金達寿文庫」として保存してきました。2020年(令和2)が金達寿生誕100年にあたるのを機に、日本人と朝鮮人の相互理解を希求したその生涯と作品を「金達寿文庫」資料を中心に紹介します。
※同時開催=常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち 第2部 芥川龍之介から中島敦まで」
- 日程
- 時間
- 9:30~17:00(入館は16:30まで)
※休館日:月曜日(1月11日は開館)、12月28日(月)~1月4日(月)
- 料金
- 一般260円(160円)
20歳未満及び学生160円(110円)
65歳以上110円(110円)
高校生100円(100円)
中学生以下は無料
*( )内は20名以上の団体料金
*身体障害者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料 - お問い合わせ
- 公益財団法人神奈川文学振興会
045-622-6666
学ぶ・知る
/
情報更新日:2021/1/12
※情報公開後、変更されている可能性がございます。詳細は主催者へお問い合わせください。
会場情報

県立神奈川近代文学館
詳細- 所在地
- 横浜市中区山手町110 港の見える丘公園内
- 最寄駅
-
元町・中華街(みなとみらい線)
石川町(JR 京浜東北・根岸線) - 休館日
- 月曜日(祝日は開館)・年末年始(12/28-1/4)・展示替期間 ほか
- 子連れ関連情報
- 授乳室 おむつ交換台 給湯設備 ベビーカー貸出
- バリアフリー情報
-
多目的トイレ オストメイト対応 車椅子貸出 筆談器
【備考】
点字ブロックあり
地図