


清水健太郎氏は、ここ十年、旧約聖書の創世記に登場する「バベルの塔」をテーマに制作を続けています。ノアの物語以降、その息子である人間は天まで届く塔をつくり、神に挑戦しようと試みます。しかし、神により阻止されることによって、空想的で実現不可能な計画を「バベルの塔」と比喩的に表現します。人類の過信に対する神の戒めについての物語。清水健太郎氏は、希望と悲しみを背負いながらも、理想の塔をめざして懸命に歩み続ける人々の姿をそのなかに描いています。
『バベルの末裔たち』
人々の営みを支える器である住処は、常に変容し代謝している。
それは人間の夢の形であり欲望の結果でもある。そして古いものの上に新たなものを作り、その繰り返しの中に私たちの日常は成り立っている。少なくとも旧約聖書の「バベルの塔」のお話が書かれた時代から今に至るまで変わらないようだ。私の描く世界は、過去や現在の何の変哲もない日常の情景の堆積物である。脈々と続くこの営みの中で希望の住処を追い求め懸命に彷徨いながら歩みゆく人々の姿を捉えられればと思っている。 描かれたもう一つの世界の中を、旅をするような気分で鑑賞してもらえたら幸いに思う。
清水 健太郎(シミズ ケンタロウ)
作家HP:https://shimiken1008.wixsite.com/kentaro-shimizu/oilpaintings
『バベルの末裔たち』
人々の営みを支える器である住処は、常に変容し代謝している。
それは人間の夢の形であり欲望の結果でもある。そして古いものの上に新たなものを作り、その繰り返しの中に私たちの日常は成り立っている。少なくとも旧約聖書の「バベルの塔」のお話が書かれた時代から今に至るまで変わらないようだ。私の描く世界は、過去や現在の何の変哲もない日常の情景の堆積物である。脈々と続くこの営みの中で希望の住処を追い求め懸命に彷徨いながら歩みゆく人々の姿を捉えられればと思っている。 描かれたもう一つの世界の中を、旅をするような気分で鑑賞してもらえたら幸いに思う。
清水 健太郎(シミズ ケンタロウ)
作家HP:https://shimiken1008.wixsite.com/kentaro-shimizu/oilpaintings
- 時間
- 10:00~19:00
※最終日17:00まで - 料金
- 入場無料
- お問い合わせ
- f.e.i art gallery(フェイアートギャラリー)
TEL:045-325-0081
E-mail:fei@fukasaku.jp - 詳細情報URL
- http://www.f-e-i.jp/
情報更新日:2021/9/8
※最新情報および新型コロナウイルス感染症対策については、お問い合わせ先や公式サイト等で必ずご確認ください。
会場情報

f.e.i art gallery
詳細- 所在地
- 横浜市西区楠町5-1 深作眼科ビル1F
- 最寄駅
- 横浜(JR 東海道線, JR 京浜東北・根岸線, JR 横須賀線, 京浜急行線, 相鉄線, 東急東横線, みなとみらい線, 横浜市営地下鉄ブルーライン)
- 休館日
- 土、日、祝日
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