夢の痕跡
Num meio-dia de fim de primavera, tive um sonho como fotografia.
ポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアがアルベルト・カイエロ名義で書いた詩の一節。
「晩春のある昼下がり、ぼくは写真のような夢を見た。」とでも訳そうか?
しばらく夢を見ていない気がする。夜寝床につくと、暑さで目覚める以外なんの記憶もない。トイレに行き、帰りがけに冷蔵庫の扉を開け、冷えた水を飲んでまた寝床へ戻る。次に目覚めるのは朝の5時。ぐっすり眠ったと言って仕舞えばそれまでだが、些か味気ない気もする。ぼくらは1日の3分1から4分の1はベットにいる計算になる。いやはや寝ている時間は結構長い。だからその間の記憶が無いなんて、何とももったいない話だ。昔アンドレ・ブルトンは夢を書いた。書くことができるのならば描くこともできるだろう…たぶん。
そう言えば目覚めの瞬間に朦朧とした記憶があるような気が…。それを手がかりに忘却の淵に沈む〈夢〉を掘り起こせないものかと思案する。
■プロフィール
1964年 川崎市に生まれる。
1990年 和光大学人文学部芸術学科卒業。
1989年 龍昇企画公演『猫の話』の舞台美術を手掛けたことが、造形作家としてのキャリアの始めでしょうか?
現在も川崎市幸区在住。スケッチ40%を主催。抽象具象、平面立体を問わずジャンルをクロスオーバーしながら制作活動を行っている。
…その為、「専門は何ですか?」と問われた時に「なんでも!」と答えることになるのだが、当然、初対面の人に冗談でしょという顔をされるのが一番の弱み。制作の傍、公立・私立の美術館、文化センターなどでもワークショップの講師を数多くつとめ、美術の楽しさを広める活動にも力を入れている。
Num meio-dia de fim de primavera, tive um sonho como fotografia.
ポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアがアルベルト・カイエロ名義で書いた詩の一節。
「晩春のある昼下がり、ぼくは写真のような夢を見た。」とでも訳そうか?
しばらく夢を見ていない気がする。夜寝床につくと、暑さで目覚める以外なんの記憶もない。トイレに行き、帰りがけに冷蔵庫の扉を開け、冷えた水を飲んでまた寝床へ戻る。次に目覚めるのは朝の5時。ぐっすり眠ったと言って仕舞えばそれまでだが、些か味気ない気もする。ぼくらは1日の3分1から4分の1はベットにいる計算になる。いやはや寝ている時間は結構長い。だからその間の記憶が無いなんて、何とももったいない話だ。昔アンドレ・ブルトンは夢を書いた。書くことができるのならば描くこともできるだろう…たぶん。
そう言えば目覚めの瞬間に朦朧とした記憶があるような気が…。それを手がかりに忘却の淵に沈む〈夢〉を掘り起こせないものかと思案する。
■プロフィール
1964年 川崎市に生まれる。
1990年 和光大学人文学部芸術学科卒業。
1989年 龍昇企画公演『猫の話』の舞台美術を手掛けたことが、造形作家としてのキャリアの始めでしょうか?
現在も川崎市幸区在住。スケッチ40%を主催。抽象具象、平面立体を問わずジャンルをクロスオーバーしながら制作活動を行っている。
…その為、「専門は何ですか?」と問われた時に「なんでも!」と答えることになるのだが、当然、初対面の人に冗談でしょという顔をされるのが一番の弱み。制作の傍、公立・私立の美術館、文化センターなどでもワークショップの講師を数多くつとめ、美術の楽しさを広める活動にも力を入れている。
- 時間
- 10:00~17:00(最終入館は16:30)
- 料金
- 入館料:大人300円/小人(小・中学生)100円
- お問い合わせ
- 岩崎ミュージアム 045-623-2111
学ぶ・知る
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情報更新日:2022/9/6
会場情報
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