岩崎ミュージアム第484回企画展 ロコノタカラジマ RAINBOW WARRIOR

(水)~(日)

岩崎博物館(ゲーテ座記念)

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岩崎ミュージアム第484回企画展 ロコノタカラジマ RAINBOW WARRIORの画像
 1989年横浜博覧会で、高さ10m程・横巾はいくつかに分かれ 50m程の巨大な人型を、最も大きなパビリオンの守護神のつもりで制作していた。アメリカブースのプロデューサー、Mr.Rが声をかけてきた。私の描くフィギュアを見て“RAINBOW WARRIOR”と語りかけてくる。すぐにSan Diego(カリフォルニア)に来てくれという。横博が終わり、すぐに渡米した。
 Mr.Rは純粋なインディアンの血を受け継ぎ、米国でアートプロデュースのスタジオを開いていた。“RAINBOW WARRIOR”とは大地、自然、宇宙を守る、主に北米インディアンの守護神だと。ロコの描くフィギュアがそのもので、Mr.Rは自身とロコは昔、血がつながっていたといいはじめる。San Diegoを中心にメキシコなどに数十箇所に描くことになった。
 そして、宝島からのオファーがきた。島のメインの港に日本で最大級の外壁画。体力の限り描いてみた。自分の描く“RAINBOW WARRIOR”が宝島と島民の人々に自由と幸せと平和を守る守護神であることを願いながら。そして、制作している背後に幾度か、光り輝く虹が巨大なアーチをつくっていた。
2023.Jan.30(Mon)Roccó(ロコサトシ) 

ロコサトシ(Roccó)
1970年代後半より、桜木町東横線高架下で壁画を描き始め、現在ウォールペイントの創始者として周知されている。’89年横浜博覧会で最大級のパビリオンをペイント、新本牧地区、みなとみらい21地区、横浜ポートサイド地区など、横浜のシティ・キャラクターを形成する重要な景観に作品を提供。’90年よりカリフォルニア州・サンディエゴ市に拠点を構え、その活動に対し、同市長より謝意宣言書が発布された。ボブ・マレー生誕50周年記念コンサートでは平和賞受賞。同年アートオブザイヤー・ベスト10に選ばれた。’99年に横浜市文化賞奨励賞芸術部門賞受賞。作家活動と並行してさまざまなワークショップを行うなど、美術を通して子供たちの生活や学校の環境の改革に力を入れている。2018年に画業40周年を迎え、戸塚さくらプラザギャラリーでの大規模な個展を皮切りに横浜各地で展覧会・イベントを開催した。また、横浜の姉妹都市サンディエゴの招聘により展覧会・講演会・ワークショップを開催した。
時間
10:00~17:00(最終入館は16:30)
料金
入館料:大人300円/小人(小・中学生)100円
お問い合わせ
岩崎ミュージアム 045-623-2111

情報更新日:2023/3/2

会場情報

岩崎博物館(ゲーテ座記念)

詳細
所在地
横浜市中区山手町254
最寄駅
元町・中華街(みなとみらい線)
石川町(JR 京浜東北・根岸線)
休館日
毎週月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)・年末年始

地図

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