「音楽の父」として誰もが知るJ.S.バッハ。万人から愛される普遍的な存在でもあり、難解で近寄りがたくもある。その不思議な魅力で多くの音楽家を虜にしてきましたが、その中でも対位法の最高傑作「フーガの技法」は、芸術性の高さと未だ解明されない多くの謎ゆえに特に知的好奇心をくすぐられます。
かく言う私もその一人・・今回の舞台芸術講座では3回シリーズでその「謎と魅力」に迫ります。皆さんご一緒に、深遠な世界に足を踏み入れてみませんか?
荻野 由美子(神奈川県民ホール オルガン・アドバイザー)
バッハの「フーガの技法」は一つの主題に基づいてどれだけ多彩なフーガが書けるかを追求した対位法音楽の傑作ですが、多くの謎に包まれています。まず、遺された作曲家の自筆譜や初版譜の最後のフーガが、バッハの名前を基にした主題(BACH=変ロ・イ・ハ・ニ音)が出てきたところで途切れていることなどから、「未完の絶筆」とされていることです。また、自筆譜と初版譜では曲の配置が異なり、楽器の指定もありません。そのため多くの研究者や演奏家を悩ませてきました。《フーガの技法》は本当に未完なのでしょうか。いつ、何のために書かれ、バッハ自身はどんな楽曲の配列や楽器を想定していたのでしょうか。当講座ではこうした問題点を明らかにしたうえで上述の謎について考察し、作品の魅力に迫ります。
那須田 務(音楽学者・音楽評論家)
かく言う私もその一人・・今回の舞台芸術講座では3回シリーズでその「謎と魅力」に迫ります。皆さんご一緒に、深遠な世界に足を踏み入れてみませんか?
荻野 由美子(神奈川県民ホール オルガン・アドバイザー)
バッハの「フーガの技法」は一つの主題に基づいてどれだけ多彩なフーガが書けるかを追求した対位法音楽の傑作ですが、多くの謎に包まれています。まず、遺された作曲家の自筆譜や初版譜の最後のフーガが、バッハの名前を基にした主題(BACH=変ロ・イ・ハ・ニ音)が出てきたところで途切れていることなどから、「未完の絶筆」とされていることです。また、自筆譜と初版譜では曲の配置が異なり、楽器の指定もありません。そのため多くの研究者や演奏家を悩ませてきました。《フーガの技法》は本当に未完なのでしょうか。いつ、何のために書かれ、バッハ自身はどんな楽曲の配列や楽器を想定していたのでしょうか。当講座ではこうした問題点を明らかにしたうえで上述の謎について考察し、作品の魅力に迫ります。
那須田 務(音楽学者・音楽評論家)
- 時間
- 14:00
- 料金
- 全席自由
一般 1,000円 (Ordinary Tickets)
通し券 2,000円 (3 Lecture Combine Tickets) - 対象・定員
- ※未就学児はご入場いただけません。
- お問い合わせ
- チケットかながわ 0570-015-415
学ぶ・知る
/
情報更新日:2019/11/19
会場情報
神奈川県民ホール
詳細- 所在地
- 横浜市中区山下町3-1
- 最寄駅
- 日本大通り(みなとみらい線)
- 休館日
- 原則として12/28-1/4
- 子連れ関連情報
- 授乳室 おむつ交換台 ベビーチェア付きトイレ
- バリアフリー情報
-
多目的トイレ オストメイト対応 車椅子貸出 筆談器
【備考】
成人用オムツ替えシートあり 大ホール舞台へ上るための階段昇降機あり オストメイトは簡易型 大ホール車椅子席あり 小ホール車椅子対応可 ※サービス・アクセシビリティについては公式サイト参照
地図