
本展は、2023年刊行の新著『南方ノート・戦後日記』の出版を記念する展覧会。
6冊のノートに綴られた南方(現東南アジア諸国)視察中の日記(1943.11~1944.2)と、既刊『敗戦日記』に続く8冊の戦後日記(1946.3~1950.8)の内容が、初めて活字化されました。
大佛次郎は南方から帰国後、「別の生き方が初まっているのである」(『敗戦日記』1944.10.9)と記し、南方体験が転機となったことを示唆しています。
しかしながら、その南方での記録は、『帰郷』をはじめとする小説や随筆などで描写される以外、公開されてきませんでした。本展は、二つの「日記」の記述をたどることで、戦中の南方、敗戦直後の日本で大佛次郎が何を見、何を思ったのか、
作家の視線とその思いにせまります。
検閲を経ない個人の「日記」だからこそ書ける当時の社会状況や、作家として、雑誌「苦楽」を世に送る出版人としての苦悩など、等身大の大佛次郎を通して激動の時代を紹介します。
6冊のノートに綴られた南方(現東南アジア諸国)視察中の日記(1943.11~1944.2)と、既刊『敗戦日記』に続く8冊の戦後日記(1946.3~1950.8)の内容が、初めて活字化されました。
大佛次郎は南方から帰国後、「別の生き方が初まっているのである」(『敗戦日記』1944.10.9)と記し、南方体験が転機となったことを示唆しています。
しかしながら、その南方での記録は、『帰郷』をはじめとする小説や随筆などで描写される以外、公開されてきませんでした。本展は、二つの「日記」の記述をたどることで、戦中の南方、敗戦直後の日本で大佛次郎が何を見、何を思ったのか、
作家の視線とその思いにせまります。
検閲を経ない個人の「日記」だからこそ書ける当時の社会状況や、作家として、雑誌「苦楽」を世に送る出版人としての苦悩など、等身大の大佛次郎を通して激動の時代を紹介します。
- 時間
- 9月まで:10:00~17:30(最終入館17:00)
10月以降:10:00~17:00(最終入館16:30) - 料金
- 一般200円 団体(20名以上)150円、中学生以下無料
※横浜市在住の65歳以上の方100円(濱ともカード等をご提示ください)
※毎月第2・第4土曜日は高校生以下無料
※毎月23日は「市民の読書の日」につき、高校生以下無料
※障がい者手帳をお持ちの方とお付添の方1名は無料 - お問い合わせ
- 大佛次郎記念館 osaragi@yaf.or.jp
学ぶ・知る
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情報更新日:2023/8/31
会場情報

大佛次郎記念館
詳細- 所在地
- 横浜市中区山手町113
- 最寄駅
-
元町・中華街(みなとみらい線)
石川町(JR 京浜東北・根岸線) - 休館日
- 毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)
- バリアフリー情報
-
車椅子貸出
【備考】
1階はスロープ設置により、車いす入館可
地図