貴重書ミニ展示「新古今和歌集の古筆切」

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鶴見大学図書館

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鶴見大学図書館 貴重書ミニ展示「新古今和歌集の古筆切」

鶴見大学図書館 第90回貴重書ミニ展示「新古今和歌集の古筆切」

 『新古今和歌集』は後鳥羽院(1180~1239)の命により藤原定家(1162~1241)らが撰んだ8番目の勅撰和歌集です。1205年に形式的な完成が祝われた後、1210年ころまで歌の差し替えなどが続けられました。『万葉集』や『古今集』などとともに和歌史・文学史に重要な位置を占めています。
古筆切は古写本の一部が観賞用に切断されたものです。書としての魅力はもちろん、文学研究の面からも大いに注目されます。江戸時代には古筆鑑定家による書写者の推定も盛んに行われました。もっとも、そのほとんどは信頼しがたいものですが、書写年代を考える際の参考になるほか、ツレ(同じ本から切り出された古筆切)の探索にも役立ちます。
 本学図書館には和歌や物語を中心とする古筆切のコレクションがあります。今回は『新古今集』の新収資料を中心に展示しました。どうぞご高覧ください。

日本文学科 田口暢之

​展示品 ​

・桂切(伝後京極良経筆) [鎌倉中期]写 巻16、1471~73番歌
・桂切(伝後京極良経筆) [鎌倉中期]写 巻16、1474~76番歌
・西山切(伝藤原清範筆) [鎌倉中期]写 巻6、巻首題~522番詞書
・西山切(伝藤原清範筆) [鎌倉中期]写 巻10、900~901番歌
・伝足利義尚筆 [室町中期]写 巻3、巻首題~177番歌
・伝松木宗綱筆 [室町後期]写 巻16、1496番歌~1500番詞書

入場無料。学外の方も展示をご覧になれます。

学外の方の入館について:入館ゲート横のチャイムを鳴らすとスタッフがゲートを開けますので、展示を見にきたとお伝えください。お帰りの際もスタッフまでお知らせください。
時間
月曜~金曜:8時50分~21時
土曜:8時50分~18時
日曜:休館 ※10月29日のみ大学祭のため開館:10時~17時
祝日:11月3日(金曜日/文化の日)、23日(木曜日/勤労感謝の日):8時50分~21時
料金
無料
お問い合わせ
045-580-8274

情報更新日:2023/10/27

会場情報

鶴見大学図書館

所在地
横浜市鶴見区鶴見2-1-3

地図

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