第10回 かなぶん連句会「太郎冠者の巻」

(日)

県立神奈川近代文学館展示館2階ホール

第10回 かなぶん連句会「太郎冠者の巻」の画像
第10回 かなぶん連句会「太郎冠者の巻」の画像
選者:小島ゆかり(歌人)、辻原登(作家)、長谷川櫂(俳人)

歌仙であそぼう!
連句会では、参加者が五・七・五の長句と七・七の短句を互い違いに組み合わせて詠み、ひとつの作品世界を完成させます。選句をめぐる選者のお話しもお楽しみください!
初心者や観覧のみの方も歓迎します。

【内容】
第六句に続けて、当日会場に集まった参加者が七句目以降を詠み、半歌仙(十八句)の連句を完成させます。

太郎冠者の巻
発句  初春や君が得意の太郎冠者      櫂(春)
 脇   雪解のしづくたらりたらあり    ゆかり(春)
第三  上方に春風を売る噺家ゐて      登(春)
     *作者注 噺家=桂枝雀。枝雀の創作落語「春風屋」は傑作です。
 四   何もないから何もかもある     櫂(雑)
 五  三日月を喰はんと屋根にのぼる猫   ゆかり(秋・月)
 六   ジャッカルの日フランスは秋    登(秋)

ご参加の皆様へ 六句の解説と七句目へ向けて 辻原登
 ジャッカルは先ず、ネコ属ではなく、イヌ属の動物、狼に似る。語源はサンスクリットという。これだけでもゾクゾク。『ジャッカルの日』はご存知フォーサイスのベストセラー小説、ド・ゴールを狙うプロの刺客ジャッカル。そして、ラグビーワールドカップ・フランス大会、キャプテン姫野の得意技〝ジャッカル〟。ボールはさしずめ「十日余りの月」か。時は秋。秋の日のヴィオロンの……、さあ、ため息ばかりついてないで七句目を!

主催:県立神奈川近代文学館、(公財)神奈川文学振興会
後援:月刊『望星』
時間
13:30開始(13:00開場)
*16:30頃終了予定
料金
無料
対象・定員
投句は90名限定、観覧のみは110名まで(それぞれ先着順受付)
申込方法
神奈川近代文学館あて電話(045-622-6666)
またはHPの 申込フォームで、お名前・電話番号・人数をお知らせください。投句は90名限定、観覧のみは110名まで(それぞれ先着順受付)とさせていただきます。
★ご参加の方は開催当日13:20までに七句目(秋で五七五)を葉書大の厚めの紙に中太のサインペンで書いてご持参ください。おひとり様1句です。
★サインペンは当日の投句でも使いますのでご持参ください。
★観覧のみの方は、投句は不要です。
お問い合わせ
神奈川文学振興会 045-622-6666

情報更新日:2023/11/30

会場情報

県立神奈川近代文学館

詳細
所在地
横浜市中区山手町110 港の見える丘公園内
最寄駅
元町・中華街(みなとみらい線)
石川町(JR 京浜東北・根岸線)
休館日
月曜日(祝日は開館)・年末年始(12/28-1/4)・展示替期間 ほか
子連れ関連情報
授乳室 おむつ交換台 給湯設備 ベビーカー貸出
バリアフリー情報
多目的トイレ オストメイト対応 車椅子貸出 筆談器

【備考】

点字ブロックあり

地図

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