「OPEN STUDIO 2024」 東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻 修士二年修了制作中間発表|修士一年特別演習成果発表
(金)~(日)
東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎
|出展者|
《修士二年修了制作中間発表》18期生
飯塚美愛 / 王 憶雪 / 川本仁紀 / 神鳥伊吹 / 古池安由実 / 小林幹太 / 櫻井 想
/ 佐藤海琳 / 都路拓未 / 松橋 萌 / 松本 桂 / 真鍋創人 / 𠮷田 航
《修士一年特別演習成果発表》19期生
阿部美咲 / 稲村行真 / 植田彩乃 / 江尻 樹 / 小野寺成月 / 河端望夢 / 坂根大悟
/ 恒吉優紀
/ 手塚美楽 / 野﨑眞由 / 福士りさ / 三ツ谷麻野 / 山中春海
|主催|東京藝術大学大学院映像研究科
横浜市にぎわいスポーツ文化局
※「OPEN STUDIO 2024」は東京藝術大学大学院映像研究科と横浜市にぎわいスポーツ文化局が連携して開催する地域貢献事業です。
|Web|https://fm.geidai.ac.jp/openstudio/2024/
|SNS|X(旧Twitter):@Geidai_newmedia
Instagram:@geidainewmedia
Facebook:fb.com/Tokyo.Geidai.New.Media
TikTok:@geidainewmedia
Youtube:@newmediachannel37
|アクセス|東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町116
みなとみらい線「元町・中華街」駅3番出口より徒歩6分
JR京浜東北線・根岸線「石川町」駅中華街口(北口)より徒歩6分
【学生挨拶文】
東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻による「OPEN STUDIO 2024」を開催いたします。本展は修士1年と修士2年の二部構成で成り立ち、3日間限定で展示、上映、上演、イベント、さまざまな表現形式で制作や研究の成果を公開します。修士1年生は、4月の入学から取り組んできた5つの特別演習を発表します。修士2年生は、1月末の修了作品に向けて、各自の問題意識や関心に基づき制作した作品の中間発表を行います。同時代に応答した芸術表現のトライアルをぜひご覧ください。
メディア映像専攻18期生・19期生 一同
【教員挨拶文】
OPEN STUDIO 2024に寄せて
「学び」にはふたつの種類がある。ひとつは目と耳を使う。もうひとつは手と声を使う。
目と耳を通して、何かがあなたの中に入ってくる、あなたを充実させる。それは「インプット」とか「知識」とか「受容」など、さまざまな呼ばれ方をする。「学び」を考える時に人が重視しがちなのは、こっちの方だろう。
いっぽう、手と声を通しては、何かがあなたの中から出てゆく。それは「アウトプット」とか「表現」とか「制作」とか呼ばれ、いっけん「学び」とは関係がないもののように思える。しかしあなたの外へ出て行ったその何かは、周囲に変化を与えたあと、必ずあなたの中へと戻ってくる。その瞬間に、たしかに「学び」が生じているだろう。何についての? あなた自身についての。
自身についての「学び」によって、あなたは初めて、いまいる場所から、他者や世界を眼差したり、具体的に把握したりすることが可能になる。それは時として、居心地の悪さや痛みを伴う、かもしれない。
しかし、自らの手と声を通して把握された世界は、目と耳を通して識る世界とは異なり、もっともっと、生き生きしている。手を使って何かを形づくり、像を写し取り、文字を記す。声を使って自らの思いを表明し、語り合い、別の言語を用い、たまには唄ってみる。そのことによって、あなたに貯えられていた知識までもが、生き生きとしてくる。
ここ東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻に集う私たちは、進んで「表現」や「制作」をおこなうことを、自らの芸術研究の中心に据えている。もちろん目と耳を通した学びも大事だが、自らの手と声を通し、自らを表現することでしか把握することのできない世界があることを、私たちは心の底から理解しているし、いま現在も毎日、それについて学び続けている。
このような、ふたつの種類の「学び」の総体を、私たちはアートスクールにおける「実践」と呼びたい。その意味で私たちは、これからアーティストになるのではなく、すでにしてアーティストである。
私たちのオープン・ステュディオへ、ようこそ。
2024年7月
東京藝術大学大学院映像研究科
メディア映像専攻 教授
畠山直哉
《修士二年修了制作中間発表》18期生
飯塚美愛 / 王 憶雪 / 川本仁紀 / 神鳥伊吹 / 古池安由実 / 小林幹太 / 櫻井 想
/ 佐藤海琳 / 都路拓未 / 松橋 萌 / 松本 桂 / 真鍋創人 / 𠮷田 航
《修士一年特別演習成果発表》19期生
阿部美咲 / 稲村行真 / 植田彩乃 / 江尻 樹 / 小野寺成月 / 河端望夢 / 坂根大悟
/ 恒吉優紀
/ 手塚美楽 / 野﨑眞由 / 福士りさ / 三ツ谷麻野 / 山中春海
|主催|東京藝術大学大学院映像研究科
横浜市にぎわいスポーツ文化局
※「OPEN STUDIO 2024」は東京藝術大学大学院映像研究科と横浜市にぎわいスポーツ文化局が連携して開催する地域貢献事業です。
|Web|https://fm.geidai.ac.jp/openstudio/2024/
|SNS|X(旧Twitter):@Geidai_newmedia
Instagram:@geidainewmedia
Facebook:fb.com/Tokyo.Geidai.New.Media
TikTok:@geidainewmedia
Youtube:@newmediachannel37
|アクセス|東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町116
みなとみらい線「元町・中華街」駅3番出口より徒歩6分
JR京浜東北線・根岸線「石川町」駅中華街口(北口)より徒歩6分
【学生挨拶文】
東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻による「OPEN STUDIO 2024」を開催いたします。本展は修士1年と修士2年の二部構成で成り立ち、3日間限定で展示、上映、上演、イベント、さまざまな表現形式で制作や研究の成果を公開します。修士1年生は、4月の入学から取り組んできた5つの特別演習を発表します。修士2年生は、1月末の修了作品に向けて、各自の問題意識や関心に基づき制作した作品の中間発表を行います。同時代に応答した芸術表現のトライアルをぜひご覧ください。
メディア映像専攻18期生・19期生 一同
【教員挨拶文】
OPEN STUDIO 2024に寄せて
「学び」にはふたつの種類がある。ひとつは目と耳を使う。もうひとつは手と声を使う。
目と耳を通して、何かがあなたの中に入ってくる、あなたを充実させる。それは「インプット」とか「知識」とか「受容」など、さまざまな呼ばれ方をする。「学び」を考える時に人が重視しがちなのは、こっちの方だろう。
いっぽう、手と声を通しては、何かがあなたの中から出てゆく。それは「アウトプット」とか「表現」とか「制作」とか呼ばれ、いっけん「学び」とは関係がないもののように思える。しかしあなたの外へ出て行ったその何かは、周囲に変化を与えたあと、必ずあなたの中へと戻ってくる。その瞬間に、たしかに「学び」が生じているだろう。何についての? あなた自身についての。
自身についての「学び」によって、あなたは初めて、いまいる場所から、他者や世界を眼差したり、具体的に把握したりすることが可能になる。それは時として、居心地の悪さや痛みを伴う、かもしれない。
しかし、自らの手と声を通して把握された世界は、目と耳を通して識る世界とは異なり、もっともっと、生き生きしている。手を使って何かを形づくり、像を写し取り、文字を記す。声を使って自らの思いを表明し、語り合い、別の言語を用い、たまには唄ってみる。そのことによって、あなたに貯えられていた知識までもが、生き生きとしてくる。
ここ東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻に集う私たちは、進んで「表現」や「制作」をおこなうことを、自らの芸術研究の中心に据えている。もちろん目と耳を通した学びも大事だが、自らの手と声を通し、自らを表現することでしか把握することのできない世界があることを、私たちは心の底から理解しているし、いま現在も毎日、それについて学び続けている。
このような、ふたつの種類の「学び」の総体を、私たちはアートスクールにおける「実践」と呼びたい。その意味で私たちは、これからアーティストになるのではなく、すでにしてアーティストである。
私たちのオープン・ステュディオへ、ようこそ。
2024年7月
東京藝術大学大学院映像研究科
メディア映像専攻 教授
畠山直哉
- 時間
- 開場 11:00~閉場 19:00 ※最終入場 18:30まで
- 料金
- 無料
- お問い合わせ
- 東京藝術大学 映像研究科 メディア映像専攻 展覧会運営スタッフ
nm.exhibition.info@ml.geidai.ac.jp
情報更新日:2024/7/17
会場情報
東京藝術大学 横浜校地 元町中華街校舎
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