

「未成の周辺」より

「他人の場所」より
現代の写真表現を紹介する「あざみ野フォト・アニュアル」企画展では、気鋭の写真家、川崎祐の個展を開催します。
川崎は、2017年に自身の家族と故郷・滋賀県長浜市の風景を撮影したシリーズ「光景」で第17回写真「1_WALL」グランプリを受賞し、2018年「Scenes」で第44回木村伊兵衛写真賞最終候補者にノミネートされました。2019年に初の写真集『光景』(赤々舎)を、2023年に『未成の周辺』(喫水線)を刊行しています。川崎の写真からは、これまで培ってきた文学研究の素養だけでは説明することができない、被写体(人物、風景)との単純化できない独自の距離感と「物語化」への抵抗を見て取ることができます。
本展は、川崎が2017年以降発表してきた2つのシリーズ「光景」と「未成の周辺」に、初公開となる「他人の場所」シリーズを加えた3つのシリーズで構成されます。「私(という一人称)」「カメラ(の機械性)」「他者(の記憶)」に関する問題意識を一貫して示してきた川崎が、風景に対して独自にアプローチした作品を通して、今日における写真の持つ可能性を探ります。書評や文芸誌への寄稿も数多く手掛ける川崎による、本展書き下ろしテキストとともに、展示空間をご堪能いただければ幸いです。
【助成】公益財団法人野村財団
【協力】王子エフテックス株式会社、平和紙業株式会社
川崎は、2017年に自身の家族と故郷・滋賀県長浜市の風景を撮影したシリーズ「光景」で第17回写真「1_WALL」グランプリを受賞し、2018年「Scenes」で第44回木村伊兵衛写真賞最終候補者にノミネートされました。2019年に初の写真集『光景』(赤々舎)を、2023年に『未成の周辺』(喫水線)を刊行しています。川崎の写真からは、これまで培ってきた文学研究の素養だけでは説明することができない、被写体(人物、風景)との単純化できない独自の距離感と「物語化」への抵抗を見て取ることができます。
本展は、川崎が2017年以降発表してきた2つのシリーズ「光景」と「未成の周辺」に、初公開となる「他人の場所」シリーズを加えた3つのシリーズで構成されます。「私(という一人称)」「カメラ(の機械性)」「他者(の記憶)」に関する問題意識を一貫して示してきた川崎が、風景に対して独自にアプローチした作品を通して、今日における写真の持つ可能性を探ります。書評や文芸誌への寄稿も数多く手掛ける川崎による、本展書き下ろしテキストとともに、展示空間をご堪能いただければ幸いです。
【助成】公益財団法人野村財団
【協力】王子エフテックス株式会社、平和紙業株式会社
- 時間
- 10:00~18:00
- 料金
- 入場無料
- お問い合わせ
- 横浜市民ギャラリーあざみ野
(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
電話:045-910-5656
情報更新日:2024/10/29
会場情報

横浜市民ギャラリーあざみ野
詳細- 所在地
- 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野内
- 最寄駅
- あざみ野(東急田園都市線, 横浜市営地下鉄ブルーライン)
- 休館日
- 毎月第4月曜日、年末年始
- 子連れ関連情報
- 授乳室 おむつ交換台 ベビーチェア付きトイレ 給湯設備
- バリアフリー情報
-
車椅子貸出
【備考】
多目的トイレ(オストメイト付)、身障者用駐車スペース(2台)、車椅子対応飲料自販機 - 防災関連情報
- 帰宅困難者一時滞在施設
地図