今から100年前の1924年(大正13)、劇作家を志していた一人の青年が、大佛次郎という筆名で講談調の小説「快傑鞍馬天狗 鬼面の老女」を書きました。幕末を舞台に活躍する正体不明の剣士、鞍馬天狗の誕生です。以降、大佛は鞍馬天狗シリーズを40年にわたって執筆、映画では嵐寛寿郎(あらし・かんじゅうろう)など多くの名優が天狗役を演じました。 今回、鞍馬天狗誕生100年を記念した展示を開催します。 【みどころ1】鞍馬天狗シリーズの自筆原稿を、草稿などの初公開資料も含めて展示。創作の背景を紐解きながら、作家とキャラクターの歩みを紹介します。 【みどころ2】次第に作家の手を離れ、愛すべきヒーローとして人々の間に浸透していく鞍馬天狗。日本屈指の鞍馬天狗コレクターが集めた玩具類、赤本(あかほん)漫画、映画ポスター等から、当時の人気ぶりを見つめます。
- 時間
- 8~9月 10:00~17:30(入館は17:00まで)
10月~1月 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 料金
- 大人(高校生以上)200円(150円)
中学生以下 無料
※( )内は20人以上の団体料金
※横浜市内在住の65歳以上の方は100円(濱ともカード等をご提示ください)
※毎月23日「市民の読書の日」と、第2・第4土曜日は 高校生無料
※障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料 - お問い合わせ
- 大佛次郎記念館
osaragi@yaf.or.jp
情報更新日:2024/10/17
会場情報
大佛次郎記念館
詳細- 所在地
- 横浜市中区山手町113
- 最寄駅
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元町・中華街(みなとみらい線)
石川町(JR 京浜東北・根岸線) - 休館日
- 毎週月曜日(月曜祝日の場合は翌平日)
- バリアフリー情報
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車椅子貸出
【備考】
1階はスロープ設置により、車いす入館可
地図