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文学だけでも、音楽だけでもない、 歌曲だけが実現できる表現を目指して。
2024年3月に初回を迎え大絶賛を博した、小林沙羅＆福間洸太朗のドイツ・リート3回シリーズ、第2回の開催です。
特に長編のドイツ・リートにおける、他の音楽と異なる特徴は、一種の「物語性」。小説等文学作品ではなく、言葉のない器楽作品でもない、そして演劇を伴うオペラでもない、「歌曲」という形で生まれた音楽の中に込められた想いを理解し、それを十分に表現するには、歌手とピアニストのそれぞれが作品に対する緻密で深い理解と、それを実現できる高度な技量が必要です。もちろん前回公演で、この二人の演奏家がそれらを圧倒的に高い水準で追及していることはすでに証明済み。この先に、彼らは何を提示してくれるでしょうか？
まだまだ続く「うた」の旅、今回もご期待ください。

【出演者】

ソプラノ◎小林沙羅
ピアノ◎福間洸太朗

【プログラム】

メンデルスゾーン◎
歌の翼に / ズライカ

レーヴェ◎
魔王 / 詩人トム

シューベルト◎
魔王 / ます / ズライカII

シューマン◎
歌曲集「女の愛と生涯」

ブラームス◎
エオリアンハープに寄せて

リスト◎
おお、愛せる限り愛せ / ローレライ

他