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2024年11月にグループ写真展「抽象ポートレート」を開催し、その展示と対をなす形で、グループ写真展「ザ・ポートレート」を開催する。 人物の姿形だけにとどまらないポートレート表現の魅力に焦点を当てた前回に続き、人物そのものの魅力にどれだけ迫ることができるのかに、前回と同じ写真作家5名が挑みます。
X（旧Twitter）写真展サークル主催。

＜ステートメント＞平林　武彦
ポートレート写真というと一般的には若い女性モデルを起用して顔や姿形を捉えた、いわゆるアイドル写真やグラビア写真と呼ばれるものをイメージすることが多いのではないだろうか。
一方で、ポートレート・カメラマンは色々な創意工夫によって単なる容姿を捉えた写真を超えて行こうとする。それらはひとつの例として風景ポートレート、スナップポートレートなどと呼ばれるものになり、写真的な魅力を増しつつ、さて肝心の被写体である人物への純粋な感動は何処へ行ったのかというジレンマにつながる事も少なくない。
昨年の「抽象ポートレート」展では、被写体の姿形を超えたところでポートレートにどんなことが出来るのかというチャレンジを試みた。 今展示では、抽象ポートレート展と同じ写真作家5名が参加し、被写体の魅力を真っ直ぐに捉えたポートレート写真に挑む。