

今回で6回目を迎えます「ろうそく能」、久良岐の庭園と舞台が一体となり庭園にも照明を焚いて幻想的な世界を作ります。蝋燭の灯りのもと幽玄美溢れる能の世界をご堪能下さい。
◆演目・出演者◆
大蔵流 狂言「清水」 山本 則重
喜多流 能 「鵺」 内田 成信
■解説 村 尚也
■狂言「清 水」
シテ 山本則重 (太郎冠者)
アド 山本則秀 (主人)
【あらすじ】
お茶会をひらくので、主人から野中の清水へ行き、桶に水を汲んでこいと言われた太郎冠者。しかし、このことを面倒に思っていた太郎冠者は、清水に鬼が出てきたので、桶を鬼に投げてなんとか逃げてきた、と嘘を言いました。しかし、桶が惜しい主人は清水へ行ってしまいます。太郎冠者は嘘が気づかれてはいけないと思い、鬼に化けることにしますが、、、
■能「鵺」ぬえ
シテ 内田 成信 前シテ(舟人)/後シテ(鵺の霊)
ワキ 村瀬 慧 (旅僧)
アイ 山本則秀 (在所の者)
笛 小野寺竜一
小鼓 住駒 充彦
大鼓 柿原 弘和
太鼓 大川 典良
後見 内田 安信 佐藤 寛泰
地謡 狩野 了一 友枝 雄人 佐々木多門 友枝 真也
【あらすじ】
熊野から京都をめざしていた旅の僧が、摂津国芦屋の里(今の兵庫県芦屋市あたり)に着き、里人に宿泊先を求めますが断られます。僧は、里人から紹介された川沿いの御堂に泊まることにしました。夜半、そこに埋もれ木のような舟が一艘漕ぎ寄せ、姿の定まらない怪しげな舟人が現れ、僧と言葉を交わします。はじめ正体を明かさなかった舟人も、「人間ではないだろう、名は?」と問いかける僧に、自分は怪物・鵺の亡霊であると明かします。そして、近衛天皇の御代(在位1142年〜1155年)に、天皇を病魔に陥らせたところ、源頼政(源三位頼政[げんざんみよりまさ]と呼ばれた弓の達人)に射抜かれ、退治された、という顛末を語り、僧に回向を頼んで夜の波間に消えていきました。
しばらくして、様子を見にきた里人は、改めて頼政の鵺退治の話を語り、退治されて淀川に流された鵺がしばらくこの地に滞留していたと僧に伝えます。話を聞いた僧が読経して鵺を弔っていると、鵺の亡霊がもとのかたちで姿を現します。鵺の亡霊は、頼政は鵺退治で名を上げ、帝より獅子王の名を持つ名剣を賜ったが、自分はうつほ舟(木をくり抜いて造る丸木舟のこと)に押し込められ、暗い水底に流されたと語ります。そして、山の端にかかる月のように我が身を照らし救い給え、と願いながら、月とともに闇へと沈んでいくのでした。
◆演目・出演者◆
大蔵流 狂言「清水」 山本 則重
喜多流 能 「鵺」 内田 成信
■解説 村 尚也
■狂言「清 水」
シテ 山本則重 (太郎冠者)
アド 山本則秀 (主人)
【あらすじ】
お茶会をひらくので、主人から野中の清水へ行き、桶に水を汲んでこいと言われた太郎冠者。しかし、このことを面倒に思っていた太郎冠者は、清水に鬼が出てきたので、桶を鬼に投げてなんとか逃げてきた、と嘘を言いました。しかし、桶が惜しい主人は清水へ行ってしまいます。太郎冠者は嘘が気づかれてはいけないと思い、鬼に化けることにしますが、、、
■能「鵺」ぬえ
シテ 内田 成信 前シテ(舟人)/後シテ(鵺の霊)
ワキ 村瀬 慧 (旅僧)
アイ 山本則秀 (在所の者)
笛 小野寺竜一
小鼓 住駒 充彦
大鼓 柿原 弘和
太鼓 大川 典良
後見 内田 安信 佐藤 寛泰
地謡 狩野 了一 友枝 雄人 佐々木多門 友枝 真也
【あらすじ】
熊野から京都をめざしていた旅の僧が、摂津国芦屋の里(今の兵庫県芦屋市あたり)に着き、里人に宿泊先を求めますが断られます。僧は、里人から紹介された川沿いの御堂に泊まることにしました。夜半、そこに埋もれ木のような舟が一艘漕ぎ寄せ、姿の定まらない怪しげな舟人が現れ、僧と言葉を交わします。はじめ正体を明かさなかった舟人も、「人間ではないだろう、名は?」と問いかける僧に、自分は怪物・鵺の亡霊であると明かします。そして、近衛天皇の御代(在位1142年〜1155年)に、天皇を病魔に陥らせたところ、源頼政(源三位頼政[げんざんみよりまさ]と呼ばれた弓の達人)に射抜かれ、退治された、という顛末を語り、僧に回向を頼んで夜の波間に消えていきました。
しばらくして、様子を見にきた里人は、改めて頼政の鵺退治の話を語り、退治されて淀川に流された鵺がしばらくこの地に滞留していたと僧に伝えます。話を聞いた僧が読経して鵺を弔っていると、鵺の亡霊がもとのかたちで姿を現します。鵺の亡霊は、頼政は鵺退治で名を上げ、帝より獅子王の名を持つ名剣を賜ったが、自分はうつほ舟(木をくり抜いて造る丸木舟のこと)に押し込められ、暗い水底に流されたと語ります。そして、山の端にかかる月のように我が身を照らし救い給え、と願いながら、月とともに闇へと沈んでいくのでした。
- 時間
- 開場17:00 開演17:30
- 料金
- 入場料 :6.000円 (事前予約)
※全席自由席
当日16:30頃より受付を開始します。
受付で、現金で入場料をお支払い下さい。
引き換えに入場整理券をお渡しします。
開場の際、入場整理券番号順にお呼びしますので、
順番にお入りください。 - 対象・定員
- 対象:小学生以上 定員:100名程度
- 申込期間
- 2025年8月1日(金)~2025年10月17日(金)
- 申込方法
- 電話またはメール(先着順)
※申込期間内であっても、定員に達した場合、
申込を締め切らせて頂く場合がございます。 - お問い合わせ
- 久良岐能舞台
Tel: 045-761-3854
Mail:kuraki-master@kuraki-noh.jp - 詳細情報URL
- https://kuraki-noh.jp/event.html
学ぶ・知る
/
情報更新日:2025/8/12
会場情報

横浜市能楽堂 久良岐能舞台
詳細- 所在地
- 横浜市磯子区岡村8-21-7
- 最寄駅
-
上大岡(京浜急行線, 横浜市営地下鉄ブルーライン)
磯子(JR 京浜東北・根岸線) - 休館日
- 不定休
- バリアフリー情報
- 多目的トイレ
地図