
歯科と美術
第1 回~西洋美術における抜歯~開催に寄せて
歯科医療は人類の歴史と共に進化してきました。そしてその姿は多くの美術作品の中にも描かれています。中でも「抜歯」という行為は、単なる治療行為としてだけではなく、時に痛みや滑稽さ、さらには社会風刺の象徴として表現され、美術史の中で独特の存在感を放っています。
鶴見大学・鶴見大学短期大学部では、長年にわたり多様な貴重書を収集・保存し、教育活動に加えて、文化の継承にも力を入れてまいりました。本展は、そうした学術資産を活用し、短期大学部歯科衛生科が主催する新たな取り組みとして開催されるものです。
第1 回目となる今回は、西洋美術における「抜歯」をテーマに、17〜19 世紀のヨーロッパの絵画や版画を中心とした作品を通して、当時の人々が“ 歯” や“ 治療” をどのように受け止めていたのかを探ります。患者と術者の表情、背景に込められた時代の空気を読み解くことで、医学や歯科治療の進歩だけでなく、人間社会における「痛み」や「癒し」の文化的意味にも目を向けていただければ幸いです。
歯科と美術という学際的な視点から、少しだけ遠くの世界をのぞいてみませんか。
どうぞ気軽に足をお運びください。
第1 回~西洋美術における抜歯~開催に寄せて
歯科医療は人類の歴史と共に進化してきました。そしてその姿は多くの美術作品の中にも描かれています。中でも「抜歯」という行為は、単なる治療行為としてだけではなく、時に痛みや滑稽さ、さらには社会風刺の象徴として表現され、美術史の中で独特の存在感を放っています。
鶴見大学・鶴見大学短期大学部では、長年にわたり多様な貴重書を収集・保存し、教育活動に加えて、文化の継承にも力を入れてまいりました。本展は、そうした学術資産を活用し、短期大学部歯科衛生科が主催する新たな取り組みとして開催されるものです。
第1 回目となる今回は、西洋美術における「抜歯」をテーマに、17〜19 世紀のヨーロッパの絵画や版画を中心とした作品を通して、当時の人々が“ 歯” や“ 治療” をどのように受け止めていたのかを探ります。患者と術者の表情、背景に込められた時代の空気を読み解くことで、医学や歯科治療の進歩だけでなく、人間社会における「痛み」や「癒し」の文化的意味にも目を向けていただければ幸いです。
歯科と美術という学際的な視点から、少しだけ遠くの世界をのぞいてみませんか。
どうぞ気軽に足をお運びください。
- 時間
- 月曜~金曜:8時50分~21時
土曜:8時50分~18時
10月26日(日曜日):10時~15時
11月3日(文化の日)・11月24日(勤労感謝の日振替休日):8時50分~21時
休館日:11月2日、9日、16日、23日(日曜日)
- 料金
- 入場無料
- お問い合わせ
- 鶴見大学図書館
045-580-8274
学ぶ・知る
/
情報更新日:2025/10/15
会場情報
鶴見大学図書館1階エントランスホール
- 所在地
- 横浜市鶴見区鶴見2-1-3
地図