「金沢文庫」創設750年記念 特別展 金沢文庫本 ―流離(さすら)う本の物語―
2025年11月14日(金)~2026年1月18日(日)、毎週月曜日(11月24日、1月12日は除く)、11月25日(火)、12月28日(日)~1月5日(月)、1月13日(火)は休館
神奈川県立金沢文庫

称名寺所蔵(金沢文庫保管)
750年ほど前、鎌倉幕府の執権北条氏の一族である北条実時は、和漢の貴重な典籍を国内外から積極的に蒐集し、それらを収めるために、「金沢文庫」と呼ばれる文庫(ふみくら)を創設しました。この文庫に収められた蔵書群は、のちに“金沢文庫本”と呼ばれるようになります。鎌倉幕府の滅亡とともに金沢北条氏も運命を共にしますが、その後「金沢文庫」は金沢北条氏の菩提寺である称名寺の管轄下に置かれ、同寺の遺産とともに、現代に至るまで守り伝えられていきます。
室町時代以降、“金沢文庫本”は、貴重であるがゆえに多くの権力者より求められ、散逸の危機に直面することとなります。 “金沢文庫本”に強い関心を寄せ、積極的に蒐集した人物に徳川家康がいます。家康が蒐集した“金沢文庫本”を含む優れた古典籍は、後に尾張初代藩主となる息子義直へ「駿河御譲本」として受け継がれ、その多くは現在、名古屋市蓬左文庫に納められています。
本展はこのような経緯のもと、日本が世界に誇る古典籍“金沢文庫本”を守り伝えてきた両館が連携して、蔵書を守り伝える営為とその歴史的意義を紹介するものです。金沢文庫には蓬左文庫に伝わる重要文化財の金沢文庫本5件が、すべて里帰りします。
室町時代以降、“金沢文庫本”は、貴重であるがゆえに多くの権力者より求められ、散逸の危機に直面することとなります。 “金沢文庫本”に強い関心を寄せ、積極的に蒐集した人物に徳川家康がいます。家康が蒐集した“金沢文庫本”を含む優れた古典籍は、後に尾張初代藩主となる息子義直へ「駿河御譲本」として受け継がれ、その多くは現在、名古屋市蓬左文庫に納められています。
本展はこのような経緯のもと、日本が世界に誇る古典籍“金沢文庫本”を守り伝えてきた両館が連携して、蔵書を守り伝える営為とその歴史的意義を紹介するものです。金沢文庫には蓬左文庫に伝わる重要文化財の金沢文庫本5件が、すべて里帰りします。
- 日程
- 時間
- 9:00~16:30(入館は16:00まで)
- 料金
- 一般 800円(700円)/20歳未満・学生 600円(500円)/65歳以上 200円(100円)/高校生 100円/中学生以下・障がい者の方は無料 ※( )内は20名以上の団体料金
- お問い合わせ
- 神奈川県立金沢文庫 電話 045-701-9069/FAX 045-788-1060
情報更新日:2025/10/15
会場情報

神奈川県立金沢文庫
詳細- 所在地
- 横浜市金沢区金沢町142
- 最寄駅
-
金沢文庫(京急本線)
海の公園南口(シーサイドライン) - 休館日
- 月曜日(祝祭日は開館、翌日休館)、年末年始、館内整備・展示替え時
- 子連れ関連情報
- おむつ交換台 ベビーカー貸出
- バリアフリー情報
- 多目的トイレ 車椅子貸出 筆談器
地図