
今回の展示は、版画家としての今までの仕事を俯瞰する展示にしたい。
美大を目指した時からすでに版画を選択することは決めていた。その道筋を今想い起こせば無意識のうちに版表現に内包する絵画表現を色々と試みていたからだろう。特に銅版画等に必要とする複雑な技術を知る前に、絵画としての線表現に魅力を感じていたことが要因だったと思う。大学3年次で待望の版画を専攻し、エングレーヴィング一筋にのめり込み修得することでビュランによる版表現の幅を広げて来た。版画を継続していく中で逆説的に美術表現の多様性を感じ、ドローイングや立体等(オブジェ,木彫)を取り込みながら、精神に内在する表現衝動を信じることで生まれる「創造する喜び」を今は強く感じている。今回の個展で今までの作品を改めて凝視する時機が来たようだ。
三塩佳晴 Mishio Yoshiharu
1956年 佐賀県佐賀市生まれ
1980年 東京造形大学造形学部絵画科版画専攻卒業
1982年 東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻修士課程修了・同修了制作展買上賞
1985年 第16回版画グランプリ展賞候補一席
1991年 ソウル国際版画ビエンナーレ(韓国)招待
1997年 創立110周年記念東京藝術大学所蔵名品展
「卒業作品に見る近現代の美術」(東京/京都)
1998年 文化庁芸術家在外研修員として1年間
ウィーン国立芸術大学にて研修(オーストリア)
2000年 第63回イギリス木口木版画協会展 海外部門最優秀賞(イギリス)
2002年 第5回高知国際版画ビエンナーレ展 土佐和紙賞受賞(高知)
2006年-2021年 主な個展
シロタ画廊(東京 銀座)、歩歩琳堂ギャラリー(神戸)、ワイアートギャラリー(大阪) 、Gallery Zaroff(東京 初台)、画廊憩ひ企画(佐賀)
美大を目指した時からすでに版画を選択することは決めていた。その道筋を今想い起こせば無意識のうちに版表現に内包する絵画表現を色々と試みていたからだろう。特に銅版画等に必要とする複雑な技術を知る前に、絵画としての線表現に魅力を感じていたことが要因だったと思う。大学3年次で待望の版画を専攻し、エングレーヴィング一筋にのめり込み修得することでビュランによる版表現の幅を広げて来た。版画を継続していく中で逆説的に美術表現の多様性を感じ、ドローイングや立体等(オブジェ,木彫)を取り込みながら、精神に内在する表現衝動を信じることで生まれる「創造する喜び」を今は強く感じている。今回の個展で今までの作品を改めて凝視する時機が来たようだ。
三塩佳晴 Mishio Yoshiharu
1956年 佐賀県佐賀市生まれ
1980年 東京造形大学造形学部絵画科版画専攻卒業
1982年 東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻修士課程修了・同修了制作展買上賞
1985年 第16回版画グランプリ展賞候補一席
1991年 ソウル国際版画ビエンナーレ(韓国)招待
1997年 創立110周年記念東京藝術大学所蔵名品展
「卒業作品に見る近現代の美術」(東京/京都)
1998年 文化庁芸術家在外研修員として1年間
ウィーン国立芸術大学にて研修(オーストリア)
2000年 第63回イギリス木口木版画協会展 海外部門最優秀賞(イギリス)
2002年 第5回高知国際版画ビエンナーレ展 土佐和紙賞受賞(高知)
2006年-2021年 主な個展
シロタ画廊(東京 銀座)、歩歩琳堂ギャラリー(神戸)、ワイアートギャラリー(大阪) 、Gallery Zaroff(東京 初台)、画廊憩ひ企画(佐賀)
- 時間
- 10:00~17:00(最終入館は16:30)
※月曜休館
※年末年始休館日:2021年12月25日(土)〜2022年1月4日(火) - 料金
- 大人300円/小人100円
- お問い合わせ
- 岩崎ミュージアム 045-623-2111
- 詳細情報URL
- http://www.iwasaki.ac.jp/museum/
学ぶ・知る
/
情報更新日:2021/10/12
会場情報
地図