レオノーラ・アルメッリーニ ピアノ・リサイタル

(金)

青葉区民文化センター フィリアホール

このイベントは終了しています 音楽
レオノーラ・アルメッリーニ  ピアノ・リサイタルの画像

©Lodovica Barbiero

2021年ショパン国際ピアノ・コンクール第5位、豊潤な音色で魅了!
 なんという美しい輝きに満ちたサウンドなのだろう。
 レオノーラ・アルメッリーニの演奏を聴いた時の、私の第一印象である。
2021年にワルシャワで開催されたショパン国際ピアノコンクールのオンライン配信を通して、歌心あふれる彼女の演奏に、多くの人がくぎ付けになったに違いない。
 1992年、イタリア北東部のパドヴァ生まれ。地元の音楽院を卒業後、17歳で名門サンタ・チェチーリア音楽院を最優秀の成績で卒業。18歳で挑んだショパン・コンクールでは「ジャニア・ナウロッカ」賞を、そして11年後に再び参加して第5位を受賞した。
 ほとばしるパッションのなかに漂う気品は、プリマドンナを思わせる。豊かな質感の音が織りなすレガートは、アルメッリーニの真骨頂であり、光沢を帯びたその響きは、聴く者を惹きつけてやまない。彼女の指のコントロールは緻密で、音の一つひとつに鮮やかな生命を与えている。また、デリケートな音楽の呼吸は、ショパン特有のルバートの表現にも大きく貢献している。落ち着いたまなざしとわき上がるような創造性は、ショパン・コンクールのファイナル出場者のなかでも際立っていた。
 この来日公演のプログラムは、シンプルなスタイルの愛らしいハイドン《アリエッタと12の変奏》に始まる。プロコフィエフ《ピアノ・ソナタ第2番》の演奏には高度な演奏テクニックと多彩な響き、そして《ロミオとジュリエット》では劇的な表現が求められる。これらの作品は彼女の魅力を存分に引き出してくれることだろう。また、ショパンのピアノ・ソナタは、コンクールで演奏されなかった第3番をとりあげる。
 ショパン・コンクール以降、初来日となるアルメッリーニのリサイタル。彼女の演奏をコンサートホールで聴ける日が待ち遠しい。 (音楽評論 道下京子)

ピアノ◎レオノーラ・アルメッリーニ

ハイドン◎アリエッタと12の変奏 変ホ長調 Hob.XVII:3
プロコフィエフ◎「ロメオとジュリエット」Op.75 より
 街の目覚め
 モンターギュ家とキャピレット家
 別れの前のロメオとジュリエット
ショパン◎ピアノソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 ほか
時間
19:00開演(18:30開場)21:00終演予定
料金
S¥5,000 A¥4,000
対象・定員
【定員】500名
お問い合わせ
◎オフィス諷雅
 https://www.officefuga.jp 
 ☎03-5778-5288(平日のみ9:30-17:00)

◎チケットぴあ https://t.pia.jp[Pコード:234-207]

◎イープラス https://eplus.jp

◎フィリアホールチケットセンター
 ☎045-982-9999(営業時間11:00-18:00 第3水曜日休館)

情報更新日:2023/5/23

会場情報

青葉区民文化センター フィリアホール

詳細
所在地
横浜市青葉区青葉台2-1-1 青葉台東急スクエアSouth-1 本館5階
最寄駅
青葉台(東急田園都市線)
休館日
毎月第3水曜日、年末年始12/29-1/3
子連れ関連情報
おむつ交換台

【備考】

South-1 本館 4階に「エンジェルスペース ベビー休憩室」(給湯器をはじめ、女性専用授乳室、ベビーベット、おむつ用ゴミ箱、飲料自販機、簡易遊び場、子供用トイレ、ソファ) South-1 本館1階とSouth-2 1階にコインリターン式のベビーカー(レンタル可能時間 10:00-21:00、ご利用当日に必ずお戻しください/ご利用にあたっての詳細は青葉台東急スクエアの施設案内ページをご確認下さい)
バリアフリー情報

【備考】

South-1 本館 1階に「多目的トイレ」

地図

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